老いても病んでも回転ずし

体力の衰えは知的生活で補おう。老いても病んでも例え病床にあっても十分楽しい生活は送れます。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

我々自身が変わらねばならない

どうすれば幸福を得られるのか? 人々は古来、お金や宗教や政治など、何かを他から得ることで幸福を掴もうとしてきましたが、今やはっきりしてきたことはいずれの方法も真の幸福をもたらしてくれないと言うことです。 つまり幸福の原泉は外界にあるのではな…

免疫力は不動の価値基準

内面の信頼に値する価値基準に免疫力があります。 幸福は免疫力と不可分のものです。 免疫とは病気と闘うためだけに存在するのではなく幸福力の原泉として在ることを今一度認識する必要があります。 私は憲法で保障された「健康で文化的な最低限の生活」のこ…

第二人生の年齢は引き算で

そうなんだ、、我々人間は社会的にも個人的にも一律の年齢(加齢)に捉われ過ぎているのだ。 そもそも人間ってそんなに杓子定規に年齢を認識する必要があるのですかね。死ぬまでの年齢を逆算して生きなければならないのが人間の悲劇です。 世の中から年齢表示…

人生二度

第一次の人生は比較・効率・競争を通して「産業戦士」として生きてきました。子育ても大切な仕事でした。住まいも一応確保しました。しかしいずれも60才前後で完了します。 いま労働の苦役からも解放され、「拡大.損得路線」の第一次人生は終了したのです。 …

グローバル経済の影で

日本の資源は科学技術です。これを支えている若者は概して非常識、わがまま、口下手が多い。こうした変人奇人や影の人間を大切にするようでないといけません。昭和期そうした人々が日本の技術力を支え高度発展を遂げました。 ところがここで潮目を変えたのが…

ほこほこ

ぼくの尊敬するコイトさん(93才)の話。 「90才を過ぎると楽しいことばかり、苦労なんて何もない。」と仰る。 “夫だの世間だの格好だの”よくあんな苦労をしてきたものです。70,80のときは未だ拘りを引きずっていた。ところが不思議なもんですね。…

最強の弱者<タオの人>

人間の決め事(言葉の支配)から離れて「大自然の理」に直に渡り合って生きる人が「タオの人」です。 ※タオ(道)は2500年前の中国の思想家・老子の教えです タオの人は他人に期待もせず信頼もせず、人を支配しようとせず支配されることも無く、信頼や愛を押し…

悪口は言わない

とにかく悪いことはまず自己の頭の中で「言語化しない」ことが第一です。それと家庭や仲間内でも人の悪口は言わないことです。 老人ホームで暮らしていると他人の悪口をよく口にする人があります。 こういう人はすぐ同意を求めてきます。 この時たとえ自分が…

「言語化しない」

何事も「感じる」に止め、なるべく「言語化しない」方がよいようです。 言葉は他者に伝える道具であっても、自分が自分に伝えることにまで言葉を介在させることは悪しき習慣と考えてよいようです。 「言語化の習慣」とはどういうことかと言いますと、例えば…

言葉はバーチャル

将来コンピュータは人間の脳と混在化し、知識も記憶も一体化してしまうのでないかと言われています。 しかしそこに見るコンピューターと人間を繋ぐ世界はやはり言語を介在した「バーチャル空間」です。 そもそも人間は言葉の支配が強すぎる傾向にありますが…

自動運転

科学技術の発達で将来、人間は行きたいと思ったところへ瞬時に移動できるような手段を得ると思う。しかし我々人間は目的ばかりに生きているのではない。いや、目的よりもその過程(プロセス)に生きているのである。 私は自動運転についてかなり懐疑的である…

平凡なことをきちんとしなくなったら人生は堕落します

私は老人が痴呆になる主たる原因は、日常の「基本的な作務」をしなくなる又は出来なくなる、又はさせないことにあると思います。 いずれにしても痴呆は日常の作務に直結しているようです。 痴呆を防ぐには、主体性を持った日常の作務をできるだけ長く続ける…

「苦役労働よ、さらば」

AI&BI いまAIの進歩は驚異的だ。近々AIにとって代られる職業として役所仕事、銀行業務、税理士、医者、などの知的職業が挙げられるが、それとAIロボットの進歩も目覚ましい。すでに工場の無人化は進んでいるが、そのほか無人タクシーや貨物運送、…

Doinng 至上主義の是正が課題

話を別の視点から論じてみるが、現在の病気の8,9割はニセ病であるというセンセーショナルなことを言う人がいる。 殆どの病気はDoingに翻弄されて、Being活力の弱体化が根本原因であり、加えてそれを医療に依って治療しようとする医療供給側との呼応によっ…

競争原理によらない個人活力社会

Beingに生きるとは何も生きる屍のようになることではない。人は競争しなくても個人の基礎活力を引き出して活き活き生きられると思う。 肉体における免疫力の活性化のようなものだ。Doing社会では特別な才能と機会に恵まれて一部幸運な勝者が出現す…

Being & Doing 2

現実社会はDoing「する」をベースに営まれ、秩序もつくられている。例えば介護する側の考えもそれに外ならない。 それはそれで仕方がない面もあるが、「する」ことばかり要求されるのではなく、何とか「ある姿」を正面に捕まえた「老人を単に[Being]として尊…

Being & Doing 1

人は赤ん坊のとき、単に[Being](ある存在)として生まれ、やがて子供から大人になる時期、[Doing](する存在)で生き、また老人となって[Bing]に戻る。 今の世、人は「あなたは何が出来ますか?どの程度できますか?」との評価の中に生きることを強要される…

おいやん“じゃじゃ丸”

◆人の悪口は言うたらあかんのじゃ ◆何事もほどほど控えめがよいんじゃ ◆命あるものは無条件に生かさんとあかんのじゃ。 ◆困っている者を目にすれば傍に行って手助せんとあかんのじゃ。 ◆明日と言う日は永遠に来ない。来る日も来る日も「今日」あるのみじゃ。…

老後は所作に就く

若い時には「仕事に就く」ことで生活を支えているのと同じく、老後は何か「所作に就く」ことで後半の人生を支えていく必要があります。 老人の所作は収入も評価も無用です。所作は自分の興味のあることなら何でもよろしい。所作失業だけは避けたいものです。…

主婦の復活

いま男女共働参画が推し進められていますが、私はこれはダメだ、女性を家庭に戻すべきだと思っています。 単なる経済拡張のために主婦を外部労働に引っ張り出して、肝心の家庭を崩壊させてどうしょうと言うのですか。 私は、できれば3世代同居して、主婦の…

呆けは老人の友”

老いるとは「忘れたり、ドジったり、落したり、ひっくり返ったり」我ながら情けない状況と付き合いながら日々暮らさねばなりません。元々ドジっぽい人はそれほどでもありませんが、若い頃を矍鑠(カクシャク)と生きてきた紳士ほど、又いつまでもシッカリし…

呆けて生きる?

かなり以前ニユースで聞いた話ですが、ある老人女性が行方不明になり、3年ほど経ってある介護施設で保護されていて、存命でいらっしゃることが分かりました。 この女性はこの施設に来る前、3回移動されていますが、いずれの時も氏名も住所も忘れたと言うこと…

それぞれの「人生アート」

歳をとっても、病気になっても、障害者であっても、生み出すに値する豊富で多様な可能性は尽きることはありません。 可能性実現の喜びは、世の評価や成果で決まるものではなく、取り組んでいる瞬間にあります。 その瞬間を充実感を持って生きれば、そこに醸…

心の赴(おもむ)くままに

「心は善、頭は悪」 頭はどんな現象をも言葉を通してしか理解できません。直接には分からないのです。 その意味では頭の理解も表現も現実の世界ではなく、バーチャルの世界です。 現実の現象を理解出来るのは「心」です。人間は頭の支配が強すぎて、「心」は…

手繰(ググ)って行く楽しさ

医者にカカルってどんな字だったっけ?まあ何でもググってみよう。 するとYahoo知恵袋でピッタリの質問に出くわした。 「病気にカカル」と「医者にカカル」は両方とも「掛かる」で、正しい日本語でしょうか? 病気と医者が同じ言葉って、ちょっと変だなと思…

自分自身を生きよう

多くの人は自分を犠牲にして他人の為に生きている。美しくなりたいのも 金持ちになりたいのも 競争に勝ちたいのも みな他人のためだ。見栄のためだ。 それってつまらんことだと思う! もっと比較と競争に振り回されない自分自身(自然体の自分)を生きようで…