老いても病んでも回転ずし

体力の衰えは知的生活で補おう。老いても病んでも例え病床にあっても十分楽しい生活は送れます。

「苦役労働よ、さらば」

AI&BI 
 いまAIの進歩は驚異的だ。近々AIにとって代られる職業として役所仕事、銀行業務、税理士、医者、などの知的職業が挙げられるが、それとAIロボットの進歩も目覚ましい。すでに工場の無人化は進んでいるが、そのほか無人タクシーや貨物運送、コンビニの無人化なども近い。今までの人間の労働は殆どAIロボットにとって代られると思う。つまり普通の人の働く場は無くなるのだ。
しかしそれは困ったことではない。人類は遂に苦役労働から解放される日が近い。

 しかしAI時代はそれを開発した特定の人と、先鞭してシステム化した一部の人に富は集中します。
今、先鞭経営者(孫氏や前澤氏のような)と平社員との収入差は数百倍、数千倍、数万倍あるとも言う。
努力した者が報われる社会と言うのはウソだ。何かの拍子に先行した者が勝つ、それだけの話です。殆どの人は出遅れて失業します。
 
 ここでAIによって合理化された高収益は先鞭した経営者が独占するのではなく、それによって追われた失業者にも分配されるのは不合理な話ではない。
労働の如何に関らずこの底辺層に金を回さねば先行者利益も間もなく剥落するでしょう。

そこでベーシックインカム(BI)によって再分配し、経済を回さなければなりません。
 BIを導入すれば経済が衰退すると言うのは考えが古いと思います。AI時代の経済は人間の苦役労働とは別のエネルギーで動くことになるでしょう。
それは人間が「やりたいことをやる」という「ヒューマンエネルギー」によって動く経済です。

               丹波老子(oiyan)