老いても病んでも回転ずし

体力の衰えは知的生活で補おう。老いても病んでも例え病床にあっても十分楽しい生活は送れます。

~愛の波動~

 年齢はグラゼーション

 過日NHKでLGBD「性同一障害」問題を取り上げていた。LGBD(ジエンダー)に悩む人は国民の7%、約800万人もいると言う。解説の先生が言うには、性の認識はそれほどはっきり男女に二分されるべきものではなく、その中間で苦しんでいる多くの人が居る。しかしこれは本来苦しむべきことではなく、社会の制度と認識がその人たちを苦しみに追い込んでいるのです。社会が「性はグラゼーション」ということを認めるべきであると仰る。
 
 ここでわたしは別の事を考えていた。「そうなんだ。年齢もグラゼーションがよいのではないか」と、我々は社会的にも個人的にも一律の年齢(加齢)に捉われ過ぎているように思います。
 そもそも人間ってそんなに杓子定規に年齢を認識する必要があるのですかね。死ぬまでの年齢を逆算して生きなければならないのが人間の悲劇です。

 世の中から年齢表示をなくして何が困るでしょう。
70才でも80才でも、そんなとこ認識する必要があるのでしょうか。誰が何才なんて関係ない。後期高齢者なんて呼称、直ちにやめてもらいたいです。

 加齢を認識の外に置いたら、老後は楽しく、ひょっとしたら医療費の大幅な削減に繋がるかもしれませんよ。 oiyan