老いても病んでも回転ずし

体力の衰えは知的生活で補おう。老いても病んでも例え病床にあっても十分楽しい生活は送れます。

病人が健全に生きる?

 病人や障害者がその境遇の中でも健全(前向き)に生きることは、それだけで社会構成に幅を持たせる意義があります。
いま健常と思っていても何時自分が、あるいは身近な人が障害者にならないとも限らない。それはそれで運命を受け入れてやって行くほかない。
 こんなときに障害者の先達が懸命に生きている姿に接するにつけ、それだけで我々にそのようなのステップの力強い指針を与えてくれると思う。

 私たちは人間以外の生命がどんな状況下でも懸命に生きている自然界を知っている。
人間界にも環境変化と宿命は容赦なく降り注ぐのに、なぜか人間は勝手に標準幻想に捉われて、運命から目を逸らして暮らしている。
 だから設定した基準から外れた時はその現実に耐えられなくなりかえって多くの現代病を誘発している。
もっと規格の幅を拡げてどんな運命でもやって行ける個人を確立したい。
そしていろんな人を受け入れてもっと「寛容で幅のある社会」の実現を望むものです。

 私は老人・障害者は勿論、病人でも健全に充足することは可能と思っています。「病人が健全に生きる」とは妙な言い方ですが、、可能だと思います。
それを実践するのが私の生き甲斐です。

            丹波老子(oiyan)