老人、障害者のQOL
障害であれ病気であれ皆が「大層がるほど大層なことでない」「深刻がるほど深刻なことでない」これがぼく(身体障害者2級で国の指定難病患者)(癌も、)の持論です。
「人間だれだって大なり小なり障害を持って生きているのです」 持病があって仕事に制約がある。計算が苦手で帳簿管理に向いていない。対人恐怖症気味で人とうまくつきあえない。ある特定の分野のことには才能があるが、他のことはほとんど苦手、、、これらはすべてその人が持つ「障害」です。
歳をとればほとんどの人が、足が悪くなり。、腰が悪くなり、目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、頭が働かなくなり、また何かしらの病気になります。つまり、いずれ殆どの人が障害者になるのです。
いま苦しんでいる病人は積極的に助ける必要がありますが、
敢えて言います。「老人障害や生活習慣病、慢性障害など、これら全ての差異を標準医療の対象として治療に当たる必要があるのかどうか」
これは医療の問題でなくQOL(Quality of Life)の問題として我々自身の意識改革をする必要があります。
いいんです、この程度のことは、、老人が痴呆や目、耳、足腰の衰えなどに抗って生きるのはつまらんことです。