老いても病んでも回転ずし

体力の衰えは知的生活で補おう。老いても病んでも例え病床にあっても十分楽しい生活は送れます。

老人セルフケアーのすすめ

 精神免疫学(コフート自己心理学)が注目されている。
「心によいこと」が体によいこと。心によいこと「快体験」が免疫機能を高め、命を延ばすという。
老人は健康にあれこれ気を遣い思い悩むより、好きなようにし、気持ちよく暮らすよう心掛けるほうが、よほど健康によいのだ。
年をとっていろいろ節制するより、これまで生き延びてきたご褒美として、堂々と好きな味で好きなご馳走を食べればよい。今さら、たばこですらやめる必要もない。
逆に「心に悪いこと」はなるべく避け、ストレスを排することだ。
悩みは人間を成長させるというが、歳をとってまで、自分を成長させるために、わざわざ悩む必要はない。いやな人間関係は避ければいいし、できないことは引き受けなければよい。
「体に悪いので」は、病人に。「心に悪いので」と、断る権利は高齢者にある。
今さらあれこれ悩んだり迷ったりする必要はない。そのままでよい。
いずれにしても多少わがままに見えても「心によい」生活をするのが老後の秘訣と言ってよい。生きたい様に生きればよい。