最強の弱者<タオの人>
人間の決め事(言葉の支配)から離れて「大自然の理」に直に渡り合って生きる人が「タオの人」です。
※タオ(道)は2500年前の中国の思想家・老子の教えです
タオの人は他人に期待もせず信頼もせず、人を支配しようとせず支配されることも無く、信頼や愛を押し付けることも押し付けられることもない。
タオの人はあらゆる他人から独立しているが孤独ではない。爽やかで淡白な関係を楽しんでいる。
タオの人は勝手に相手に期待しない。
他人に夢を託してはならず他人から夢を託されてもならない。こういう人間関係から自らを解放しなければならない。
これらは全て言葉が構築したフィクションです。このフィクションの重荷からだけでもすっかり開放されたら人生はどんなに楽になることであろう。
過剰な信頼もいけない。信頼は善にも悪にもなる。信頼は善きにせよ悪しきにせよ人を縛る。信頼が崩れると憎悪のみが残る。
自分が自分自身に期待するのも止した方が良い。95 %の人には絶望だけが残るのだから、
こういった諸々の束縛から自らを解放したときこの世はパラダイスになる。