どうも神は結末まで見通して万物を創造されたのではないらしい。
神は万物が「進化する仕掛け」を造られたのであって結果については人間が思っているほどには興味も責任も感じていらっしゃらないらしい。気がする。
神の仕掛けとは「多様性の実験」だと思う。
ありとあらゆる所に可能性の種をばら撒き、ありとあらゆる物理現象や化学現象を駆使して可能性が成就していく過程を楽しんでいらっしゃる。進化の方向やその結末については神とて未知の領域である。無関心。
人間はその仕掛けの中で生きて行くほかない。
丹波老子(oiyan)