老いても病んでも回転ずし

体力の衰えは知的生活で補おう。老いても病んでも例え病床にあっても十分楽しい生活は送れます。

「生きるアート」

すなお
 
 丸山敏雄は「すなお」について次のように言っている。「すなおに代表される純粋倫理は、いつ、どこで誰が行っても常に正しいみなが幸福になれる万人幸福の道である。これを三つの言葉で表すとそれは、「明朗、愛和、喜働」となる。この三つを一つにつづめてみると、それは「すなお」である。この「すなお」とは“ふんわりと柔らかで何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心”こういう心である。これを持ち続けるとそこには必ず新しいよい結果が現れる。思いもよらぬ幸福が開けてくる。これを実行し続けていると、世の中はこんなにも楽しいものかとつくづく思い知らされる。人の世の中は美しさに光っており、喜びで一杯になった楽土である。わがままな人はこのような幸福は開けてこない。嫌な世の中になる」
以上述べた「すなお」の実行が、人の「生きるアート」なのであります。 丹波老子