老いても病んでも回転ずし

体力の衰えは知的生活で補おう。老いても病んでも例え病床にあっても十分楽しい生活は送れます。

「感謝カード」

 私はいまケアハウスで家族と離れて暮らしています。ここでハウスの寮母さんや、ヘルパーさん、ケアマネさん、介護士、訪看さんなど実に多くの方々にお世話になっています。
私は今考えていることがあります。
それはこれらの方々のご親切に対してただ「ありがとう」と言う以上にもう少し積極的に「感謝の意」を伝えたいのですが、その手段が中々難しいのです。
老人ホームに居ては物品の謝礼も儘ならず、もちろん現金で謝礼を渡すなど御法度(ごはっと)です。
そこで私のプランは、各地の社会福祉法人とその取引銀行が主体となって、一口10万円位(1枚2万円×5枚)の「感謝カード」を発行するのです。
そのカードを購入しておいて、お礼したい方に「ありがとう」と言って手渡します。
受け取ったカードは母体の福祉法人か取引銀行で現金化できます。
結構資金に余裕のある老人が多い今日、対して低賃金に悩む福祉関係者に対する応援も兼ねて、その橋渡役しとしても「感謝カード」(愛情通貨)の活用プランは有効と思いますが如何でしょうか。
                  丹波老子